ヒイラギモクセイ

葉が褐色に変色

テントウノミハムシ

【症状、被害】

 年1~2回発生します。
 冬を越した成虫は5月上旬から葉肉を不規則に食害し、5月末に葉の裏に産卵します。
 幼虫は6月から盛んに葉肉を食害するため、食害された葉は褐色となります。
 幼虫は7月上旬に落下し地中でサナギになり、7月下旬には成虫になります。
 成虫後は秋まで葉を食害し、10月になると落葉内で冬を越します。

【防除、対策】
  1. 成虫に対しては、5月上旬にスミチオン乳剤(500~800倍液)を散布する。
  2. 成虫が冬を越すのを阻止するために、地上の落葉を清掃する。
  3. 4月中旬(幼虫の発生時期)と6月初旬(成虫の発生時期)に2週間間隔で4~5回、スミチオン乳剤(1000倍液)を散布する。
    (薬剤散布時に、オルトラン粒剤をまくと効果的。)